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このページは、「CGってどうやって描くの?」という素朴な疑問をお持ちの方用に
どんな肯定を経て、一枚の絵が出来ていくのかを知る為の簡単なCGメイキングを載せています。
管理人が使っているレイヤーやフィルターの効果や名前がお使いのソフトによって異なる場合がありますが、
大体似たようなものだと思いますので(…)応用を利かせて色々試してみてください。
作業環境
Painter 6.0 メイン使用。
Photo
Shop 6.0 加工用。
Paint
Shop Pro 6 縮小用。
WACOM intuos3
PTZ-620 タブレット。
・OS windows
・CPU 2.4GHz
・メモリ 1G
・モニター 19in
・解像度 1280*1024
今だにPainter6から抜けれず、OS的にギリの古いペイントソフトを使用しています…。
7以降ペンのサイズや透明度を変える為に1クリック増えるあのフォトショ形式のインターフェイスが
使いにくくて、使いにくくて(さめざめ)(なんか方法あるのかなぁ)
メイキング
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下書き。 (使用ソフト:Painter) 取り合えず、何も思いつかなかったので 自キャラをゴリゴリと描いてみました。 線が汚くてごめんね。 |
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清書。 (使用ソフト:Painter) 私は、PCにタブで直描きしているのでPC上で清書します。 下書きの上に塗りつぶしたレイヤーを引いて レイヤーの不透明度を少し下げて下書きを見える状態にし 更に其の上のレイヤーにペン入れをしています。 レイヤーの状況 上【髪主線/他主線/塗り潰し/下書き】下 髪と他の線で分けたのは、後々髪にかぶった部分を 清書する時に楽なのでそうしてます。 紙に清書した物をスキャナーで取り込んだ場合は、 キャンバスを複製してから元のキャンバスを真っ白にし、 その複製したをレイヤーモードを「乗算」にするという 方法もあります。(あくまで一例です) |
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色塗り。 (使用ソフト:Painter) まずは肌から塗り塗り。 (光源は右斜め上にとってます。) レイヤーの状況 上【髪主線/他主線/肌/塗り潰し/下書き】下 |
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色塗り2。 (使用ソフト:Painter&Photo Shop) 続いて髪を塗り、はみ出した部分を消します。 ついでに下の肌レイヤーのはみ出した部分を消します。 色塗りは基本「塗っては、はみ出した所を消す」の繰り返しです。 レイヤーの状況 上【髪主線/他主線/髪/肌/塗り潰し/下書き】下 |
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色塗り3。 (使用ソフト:Painter) マフラーのベースを塗ります。 レイヤーの状況 上【髪主線/他主線/髪/肌/マフラー/塗り潰し/下書き】下 |
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色塗り4。 (使用ソフト:Painter&Photo Shop) マフラーのベースレイヤーの上に柄の描いたレイヤーを載せ 色々なレイヤーモードを試して これだっ! と言うので馴染ませ、結合します。 レイヤーの状況 上【髪主線/他主線/髪/肌/柄/マフラー/塗り潰し/下書き】下 ■■■■■■■■■■■■└結合┘ |
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色塗り5。 (使用ソフト:Painter) マフラーと同様の手順を踏みます。 ベースを塗ってから柄やテクスチャをかぶせてます。 レイヤーの状況 上【髪主線/他主線/髪/肌/マフラー/着物/塗り潰し/下書き】下 |
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色塗り6。 (使用ソフト:Painter&Photo Shop) 目と眉を塗り、 顔の出っ張った部分にハイライトを少しだけ入れてます。 レイヤーの状況 上【髪主線/他主線/髪/肌/マフラー/着物/塗り潰し/下書き】下 |
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背景。 (使用ソフト:Painter) 下絵の段階でうにょうにょしてた謎の物体を 資料を見ながらちゃんとした椿に描き上げます。 レイヤーの状況 上【髪主線/他主線/髪/肌/マフラー/着物/背景/塗り潰し/下書き】下 |
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仕上げ。 (使用ソフト:Photo Shop) ちょいちょい色んな所の明暗をいじったり 反射光を加えてみたりと全体的にまとめていきます。 レイヤーの状況 上【反射光/髪主線/他主線/髪/肌/マフラー/着物/背景/塗り潰し/下書き】下 |
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完成。 (使用ソフト:Photo Shop) 全体的にザリザリしたテクスチャーを被せてみたんですが この画像だとマッタク解りませんでした。 (ほぼ自己満足の領域です…) と言うわけで完成です。 レイヤーの状況 上【テクスチャ/反射光/髪主線/他主線/髪/肌/マフラー/着物/背景/塗り潰し/下書き】下 |
今回描いた絵のすべての工程で使用したツールは、以下の物で全てです。
Painter :鉛筆・消しゴム・極細ペン・水滴
Photo Shop:エアブラシ・覆い焼き
なんか、高いソフト使わなくても良いんじゃない?
と言われても可笑しくないぐらい、いろんな機能を使ってないです。
(マスク機能とか使いこなせない所がヘタレっぷりを露呈してやまない)
逆にいえば線が引けて色が塗れればCGは描けると言う事だと思います。(レイヤー機能はあれば便利)
後は、発色や塗り具合でお好みのソフトをご購入されるのが宜しいかと思います。
参考にはならなかったかも知れませんが、
コレを見て、CGに興味を持って頂けたなら幸いです。
cari拝 (2007-12-16作成)